【定番】チベット旅行のおすすめスポット〇選!
この記事では短いチベット旅行のなかで見つけた一見の価値ある場所や建物を紹介する。
【ポタラ宮】
短い時間でチベット旅行を楽しみたい人の中には、目的地として拉薩を目指す人も多いのではないだろうか。ポタラ宮はその拉薩の街(標高約3700m)の中でひときは美しくそびえ立つ。
13階建て、基部からの総高117m、全長約400m、建築面積にして1万3000㎡という、単体としては世界でも最大級の建築物は大迫力。ぜひ息を切らしながらお城の中を巡って欲しい。
また、ポタラ宮のまわりでは、たくさんの人が五体投地をする姿が見られる。特に冬は巡礼の季節なので、各地の少数民族の人たちが、それぞれ特徴のある民族衣装を纏って集まる姿を見ることが出来るだろう。
チベット民族の心の拠り所。
ぜひ訪れてみてはいかがだろうか。
※2019年10月撮影。夜は美しくライトアップされる。夜間の外出時は予めガイドへ行動ルートを伝えておこう。また、撮影場所のポタラ宮広場への入場には手荷物検査が必要だ。
チベットなのに成都?と感じた方も多いだろう。実は、四川省の大都市である成都は拉薩へと続く鉄道駅や空港を有するのだ。
ある意味チベット旅行のことを考える上で欠かさない都市であり、旅程を組んでいると自然と成都に立ち寄る結果となる場合も多い。目的地はチベット自治区でも立ち寄る機会のある、この都市のおすすめスポットを紹介しておこう。
※生後間もないパンダの赤ちゃんが見られる世界でも貴重な施設である。
この成都パンダ基地は空港からのアクセスが良い。空港には地下鉄駅があり、1度の乗り換えはあるものの30-40分程度で最寄駅の熊猫大道駅に到着する。案内通りA出口から地上に出ると、パンダ園までのバスチケット売り場がある。
パンダデザインのバスに10分程度乗車すると、そこはもう成都パンダ研究所だ。
非常に広大な敷地を有する為、散策時間は最低でも2時間は欲しいところ。
大きな荷物も園内のインフォメーションセンターにて無料で預けることができる。
施設手前にあるロッカーはお金がかかる上に、なんと現金使用不可。WeChatPayのみしか利用できない。焦らず園内で預けよう。
いくらパンダが好きでも、ここを訪れる為だけに成都を目指すのは、なかなか難易度が高い。
せっかく成都を訪れるならパンダの赤ちゃんが間近で見られるこの施設はおすすめだ。
あらかじめネットで予約しておけば、飼育体験もできるとのこと。
ぜひ行ってみてはいかがだろうか。
【カローラ峠】
標高5045mにあるカローラ峠。
間近に迫る氷河は大迫力だ。特になにか施設があるわけではないが、それが良い。
車に乗ってシガツエやチョモランマBCを目指すなら、大自然を前にここで一休みしよう。
【ヤムドク湖】
訪れるなら秋が良いだろう。空気が澄んで空がいつも以上に青く輝く。
拉薩まで来たら、ここまでは是非訪れて欲しい場所の一つだ
湖との出会いは劇的だ。標高4749mのカムパ峠に差し掛かると突然湖が現れる。
ヤムドク湖は標高4441m。
チベット語で「トルコ石の湖」を意味する、チベット3大聖湖のひとつである。
総面積はびわ湖よりやや小さい638㎢でマス科の魚が群生している。
拉薩からは車で3時間程度で到着する。
道路は整備されているが、峠道はカーブが多い。酔い止め必須だ。
【チョモランマBC】
説明不要。世界一の山、チョモランマ。とにかく大迫力だ。
ネパール側からだと何日も歩かなくてはならないが、チベット側からは車でアクセスできる。十分な登山装備のない人やハイキング経験のない人でも訪れることができるという点で貴重だ。
もし少しでも気になるのならば、絶対に行ったほうが良い。
見る前と後では世界観が変わるかもしれない。なににおいても可能性を秘めた山だと思う。ヤムドク湖と同じく、おすすめは秋。天候に恵まれる可能性が高い。
アクセスだが、ラサからは車で最短約2日かかる。
少しゆっくりと行くなら3日間。
1日目はラサからシガツエ、2日目はシガツエからニューティンリー、3日目の昼前にチョモランマBCといったところ。
BC手前のロンブク寺の前には簡易的な宿泊施設がある。せっかくならば、宿泊してみるのもありだろう。ただし設備は必要最低限以下、夜間トイレに行くにはヘッドライトも必要、そして十分な防寒着がないと寒い。
また、チョモランマBCの標高は約5500m、可能ならば日本であらかじめ高山病対策の為の薬、ダイアモックスを処方してもらおう。また、ラサ(標高約3700m)などで十分に時間をかけ高度順応することをおすすめする。
緊急の酸素吸引をすると数万円もかかったという話も希に聞く。旅行保険への加入も忘れずに。